Aporia

せとうちで考える、働く、飲む

『ローカリズム宣言 「成長」から「定常」へ』(内田樹著、デコ)読了

2018年出版の本です。

『TURNS』という

U/I/Jターン希望者向けの雑誌に

ウチダ先生が寄稿した記事をもとに

加筆した本、だそうです。

今回も図書館で借りました。

 

タイトルが面白そうだったので

手に取ったら

大好きな内田樹氏の本だった

という、運命の出会い。

 

ウチダ先生ファンは必読。

いやー久々にこういう類の本を

二晩で読み切りました。

 

まぁウチダ先生ファンにとっては

『人口減少社会の未来学』でも言ってたよね

という感じで

既視感があるというか

目新しい論述は特になかったのですが

 

雑誌の読者向けに書いているので

全編・全論にわたって

地方移住を応援する内容になっていて

面白いです。

他の本とちょっと毛色が違うと言うか。

 

秀逸なのは最後の章。ここだけでも読んで欲しい。

全編、面白いのですが

特に良いのが、最終、第14章の

脱「査定」

これから君たちはどう生きるのか?

です。

 

地方より東京に憧れ、ローカルよりグローバルに憧れるのは、別に世界で羽ばたきたいからではありません。この社会内における自分の客観的な立ち位置を知りたいからです。自分がどこで、どれくらい通用するかを知りたいという知的な欲望ゆえなのです。(p.258)

現代の若者たちが規格化・同質化しているのは、別に彼らが気質的に凡庸だからではありません。自分の正確な社会的ポジションを知りたいというひたむきな願いゆえに、彼らは数値的差異以外には他の若者と見分けがたい個体識別不能のものに自ら進んでなっているからです。(pp.259-260)

 

うわー目から鱗。ぽろぽろ。

確かにそうやわ。

でもこれって

若者に限った話ではないかも。

 

若者が競うのは

スマホ画面上の「いいね!」の数や

友達の数だったりするのですが

 

40代や50代が

時計やスーツやゴルフクラブとか

子どもの習い事とか進学先を

自慢するのと大して変わりません。

結局すべて、値段や偏差値といった

数値的差異がベースですもんね。

 

終わりに。

仕事や子育てなどについて

モヤモヤしている都会の人は

とりあえず

読んでみると良いと思います。

 

雑誌の『TURNS』も面白そうですね。

一回読んでみよう。

ということで、星4つ。

 

締切を守らない人が多いのは県民性?

締め切りを守らない人が多い気がする。

Uターン転職で

四国に戻ってきてから

仕事の「締切を守らない人」

出会う回数が増えている気がします。

 

社内ならまだ許せることも多いのですが

社外の、しかもまだ

そんなに親しくない取引先の担当者も

締切を守らなかったりします。

正直、びっくりしています。

 

締切に遅れる場合の事前連絡がない。

少なくとも、今までは

期日に遅れそうであれば

「ごめん、木曜に間に合いそうにない。

 週明け、月曜午前中には出すから!」

などと

 

遅くとも期日の2~3日前には連絡して

延ばした期限内にはきちんと出す。

それが当たり前でしたし

それができないと

人間関係は成り立たないと思っています。

 

でも、今の私の周りは違います。

もちろん締切を守る人の方が多いのですが

守らない人はとことん守らない。

 

期日通りに出てくることはなく、

こちらから「今日が締切ですよ」と

連絡して、はじめて

「間に合わない、月曜まで待てる?」

などと、延期をお願いされます。

 

これ、督促をしないまま締め切りまで

ほっとくと、いつまでも出てきません。

 

締切を守らない人は四国に多いのか?

最初は、いま私が勤めている会社に

そういう人が多いだけかと思ったのですが

どうやら、そんなことはなく

先に述べたとおり

相手が取引先でも、平気で

締切をすっぽかすような人がいます。

 

いやいや、これは社風なんだろう。

とも考えたのですが

前職が四国の中途入社の社員は

締切を守らない率が高い。

 

これはもう県民性・地域性としか

考えられなくなってきました。

 

そもそも締切を守らない人の心理とは。

私は当然、締切を守るタイプなので

守らない人の心理というか

いったいどういう仕事の進め方をすれば

ここまで約束を破れるのか?

と、純粋に疑問に思ってきました。

 

色々調べて出会ったのが下の記事。

なるほどなぁ、と思いました。

ちょっと長いのですが

ぜひ読んでみてください。

cybozushiki.cybozu.co.jp

 

積み上げ思考か。なるほど。

確かに、締切を守らない人ほど

やたらと忙しそう。

そんなに仕事抱えてないはずやのに。。

と思うことさえあります。

 

恐らく、その人の中には

あれと、これと、それと…と

「すべきこと」が色々あるのに

そこに「差し込み案件」「突発対応」が

入り込んでいる状態なんでしょうね。

 

あと、締切を守らない人は

確かに「やりなおす」という仕事を

やっている時間が長い気がしますね。

 

締切を守れない人をどうしようか。

締切を守れない人をどうするか。

この記事を読んで

ゴールイメージが湧いていない、

だから、逆算もしづらいんだろうと

思いました。

 

特に経営企画というのは

形式の決まったものを作り出す仕事

(規程、会議資料など)

が、結構多いのですが

 

まず初めにその形式を考えるのは

俗に言う「0→1」です。

また内容が重視されますので

「見栄えのいいプレゼン」と違って

見た目でごまかすことができません。

 

また、一回で素晴らしいものができる

ということはほとんどなくて

運用しながらブラッシュアップしていく

性質のものが大半です。

 

締切までしっかり時間をかけて

作り上げるのではなく

3割くらい、あらすじができた段階で

依頼者や周りの人に見てもらう。

 

「OK、この進め方でいきましょう」

と、依頼者が納得してはじめて

完成に向けて取り掛かります。

 

個々人の分までゴールの形と

そこに至るまでの細かい目標を

提示してあげることが必要なのかな

と思いました。

 

で、本題に戻る。

本題の

「締切を守れないのは県民性なのか」

という問いの答えは見つかりません。

 

でも、感じるのは

生存競争が激しい都会と違って

田舎には、

命を脅かしてくるような敵が少ない

ので

良く言えば「のんびりしている」。

悪く言えば「危機意識が欠落している」。

 

生きていけるだけの

仕事があればそれでいい。

うちみたいな中小企業が

大きい会社に目を付けられて

食われてしまうことはないだろう。

 

そういう甘い考えを持っている会社が多い

な、というのは感じます。

 

はっきり言って

自分の好きな空気ではありません。

 

もう少し、研究してみます。

 

新入社員/若手社員向け、ダメな会議とその対処策 ~後編~

前回は、ダメな会議を表す格言

「会せず、会して議せず、議して決せず、決して行わず、行ってその責を取らず」

に沿って

具体例を出しつつ

その対処策を考えてきました。

aporia.hatenablog.jp

 

今回はその続き。

格言の最後の

「行ってその責を取らず」

について、考えてみます。

 

そもそも仕事の責任とは。

ちょっと余談というか、前提の説明です。

 

会社内の組織は

仕事の責任部署を明確にするために

ルールを作っています。

一般的には「職務分掌規程」のような

規程を作っている会社が

多いのではないでしょうか。

 

見たことない!という方も

いるかもしれませんが

複数の部署がある会社には

たぶん整備されていると思います。

www.dodadsj.com

 

形式としては、上のサンプルのように

章のタイトルが

「営業部」とか「総務部」とか

部署や部門の名前になっていて

それぞれが行うべき職務が

箇条書きになっているケースが多い

かと思います。

 

で、どの部署の章にも

最後に

「その他、前各号に関連する業務」

と書いてあったり

 

どの部署が担当すべきか

はっきりしないものについては

「その他、社長特命の業務」

みたいな感じで

規程上は経営企画が担当に

なってたりして

責任部署に漏れがないように

作られているんですね。

 

ではなぜ「責任逃れ」になるのか。

職務分掌規程が整備されていて

それが守られているのであれば

「その責を取らず」という状況には

一見すると、なりにくいです。

 

でも、責任逃れは多くの会社で起こります。

それはなぜなのか考えてみます。

 

私の経験上

責任逃れが起こる確率が高いのは

「部門横断型プロジェクト」です。

 

働き方改革プロジェクト」

「ペーパーレスプロジェクト」など

部署の垣根を取り払って

社内を横断する形で業務が進められます。

取り入れている会社も多いと思います。

 

プロジェクト化のメリットには

いろんな部署から意見が出て

議論が活発になったり

情報共有がしやすいことから

推進のスピードが速まったりする

というのが挙げられるんですが

 

実はデメリットも多くて

日常業務とは別物なので

長期化しがちで、そのために

当初の目的を見失うことが多い

とか

本業が忙しくなってくると

仕事熱心なメンバーほど

参加が難しくなってくる

こともよくあります。

 

でも、そのデメリットの根源は

責任の所在が、「プロジェクト」という

正式な組織ではない

曖昧な枠組みにあるから

なんですよね。

 

例えばペーパーレスプロジェクトだと

生産現場の紙伝票を減らそう、とか

見積りはメールで送りましょう、とか

そういう内容の取り組みになります。

 

プロジェクトチームが指示を出し

それを実際にやる部署は

製造だったり営業だったりするのですが

本当にやるかどうかの責任は

担当部署は負わないわけです。

正式な指示系統である

会社や上司からの指示ではないですからね。

「みんなで取り組みましょう」

というスローガンレベルなわけです。

 

その一方で

プロジェクトのメンバーやリーダーも

責任は取りません。

「決めたことをやってくれない」

部署のせいにします。

 

で、プロジェクトの定例会議では

「なかなか取り組みが進まない」

「浸透させるにはどうすればいいか」

という話ばかりが繰り返され

本来の目的だった

「ペーパーレスの実現」が

いつの間にか忘れ去られてしまうんです。

 

プロジェクトに責任を取らせるには。

このようにならないためには

プロジェクトチームに

責任を負ってもらわなければなりません。

 

では、責任を取らせるにはどうするか。

・プロジェクトリーダーに裁量権を与える

・メンバーには責任に見合った報酬を支払う

という2つのセットがいいと思います。

 

だって、考えてみてください。

自分自身に裁量がないのに

責任を取らされるなんて

理不尽な話ですし

 

責任を負わされるにもかかわらず

給料が変わらない

(本業の評価しかされない)

というのも、おかしな話なんですよね。

 

裁量権と報酬。

これらが、いいバランスで与えられないと

人はちゃんと動きません。

 

だから、部門横断型プロジェクトで

何か課題に取り組むときは

メンバーには報酬を与える。

 

リーダーとなった人に対しては

裁量権を与えるとともに

メンバーの中で、特に高い報酬を与える。

これが必要だと思います。

 

前編・後編のまとめ。

それでは、まとめに入ります。

 

「会せず」の対処法

まずは集まる意味があるかを考える。

 

「会して議せず」の対処法

議論を促すのは主催者の仕事。

・何の目的で集まるのか

・何を決めるのか

・何を情報共有したいのか

これらは事前に出席者に知らせておく。

 

「議して決せず」の対処法

会議の目的・ゴールを明確にする。

会議のメンバーには

決定権のある人を必ず入れておく。

 

「決して行わず」の対処法

いつまでに、誰がやるかを

細かく決め、明らかにしておく。

これは仕事の基本中の基本。

 

「行ってその責を取らず」の対処法

実施する人、責任を取らせる人には

それに見合った裁量と報酬を保証する。

 

いかがだったでしょうか。

会議の主催者や

プロジェクトリーダーが

しっかり企画し、準備し

管理していかないといけない

ということが分かると思います。

 

ただ、改めて見ると

当たり前のことばかりです。

基本に忠実に

初心を忘れず取り組むことが

一番の対処策なんでしょうね。

 

新入社員/若手社員向け、ダメな会議とその対処策 ~前編~

GWが終わりますね。

多くの企業では

新入社員の研修が終わり、

いよいよ各部署に配属される時期。

新入社員の研修として

OJTを採用する会社が多いですが

「まずは会議に出て、勉強してね」

というのはよくケースだと思います。

 

「会議に出て話を聞く」は、いいOJT

会議では、とにかく話を聞く。

議論の内容がわからなかったこと

聞いたことのない専門用語などあれば

メモをして、後で上司や先輩に聞く。

これも立派な研修、OJTです。

 

会議に出ていると

今、何がホットな話題で

どんな問題が起こっているのかという

部内の仕事の状況や

この人はこういうポジションで

こういう仕事をしているんだな、という

部内の人の状況が

徐々に分かってきます。

 

OJTやる側としては楽ですし

新入社員からすると

ちょっと遠回りに感じるかもしれませんが

広く基礎知識を得られるので

いい座学研修だと私は思います。

 

さて、本題。

いろんな会議を経験していると

無駄な会議やってるなぁ

と、思うこともあると思います。

 

昔から、ダメな会議を表す格言に

会せず、会して議せず、議して決せず、決して行わず、行ってその責を取らず

という言葉があります。

(格言、でいいのかな?慣用句?)

 

30代以上のビジネスパーソンなら

誰でも一度は聞いたことがある、

それぐらい有名だと思います。

 

「いい会議にするには」は

世の中にたくさん書籍があるので

そちらを参照していただくとして

 

「悪い会議」とは

具体的にどういうものなのか

そして

それはどこに原因があるのか

を、この格言を基に考えようと思います。

 

新入社員の皆さんが

これから会社勤めをしていく上で

何十回、何百回出会うであろう

「クソみたいな会議」

を、少しでも減らせますように。

 

①会せず

・わざわざ集まらなくてもいい会議

「別業務が立て込んでいて…」とか

「その日は出張が入ったので」とか

何かと理由を付けて会議を欠席する人って

結構多いんです。

 

もちろん

1ヵ月以上前に会議日程が決まっていて

出席要請も出しているにもかかわらず

直前に「来客が…」などと言って

欠席する人は、その姿勢に問題あり。

 

ただ、そもそも

「別に集まらなくても良くない?」

という無駄な会議も、会社には多い。

それに気付くはずです。

 

例えば

「資料配るから、それ読んどいてね」

とか

「何か意見あったら後でメールください」

みたいな会議。

わざわざ集まってやる必要は

全くありませんよね。

メール1通、送れば済む話です。

 

・繁忙期に呼ばれる会議

自分の部署が忙しい時期に

会議予定を組まれることもあります。

例えば、営業や経理にとって

月末や期末は繁忙期なんですが

その時に

「ペーパーレスに関する会議」

みたいなのに呼ばれると、腹が立つ。

 

もちろん大事な議題なのはわかるけど

こちらが繁忙期であることを

全く知らない人が開催する会議なので

必然的に、こちらの業務に

ほとんど関係ない話題なのは

目に見えています。

 

自信をもって言いましょう。

本業に支障が出るような会議は

出なくても大丈夫です。

きちんと理由を説明して

「後で議事録ください」って

言っておけばOKです。

 

ただ、出席依頼が来た時点で

すぐに断っておきましょう。

そうしないと「会せず」の悪の

張本人になってしまいます。

 

ちなみに、絶対に出て欲しいのであれば

主催者から

「誰か代理人の出席をお願いします」

と言われるはずです。

そう言われないのであれば

特に意見を求められない会議なので

欠席しても全く問題ないと思います。

 

②会して議せず

・何を議論していいのかわからない会議

主催者が、どういう意見が欲しくて

出席者を集めているのか

出席者側には全く分からない。

こういう会議、多いんです。

 

私は経営企画担当なのですが

いろんな部署の会議に

オブザーバーとして

参加を求められることがあります。

大体このケースです。

 

例えば、営業の効率を上げたい。
だから顧客管理ソフトを導入したい。
でも現場からは
入力の手間が増えるという反発もある。
管理コストもかかる。
どうすれば解決できるのか。

…というような会議。

 

「そうですか、大変ですね。

 でも、がんばってくださいね」

と、言うしかありません。

 

だって、私のような部外者は

他部署の実務に意見できる立場にない

ですからね。

顧客管理がどれだけ大事か

入力の手間がどれだけかかるか

部外者には、知るすべもありません。

 

・目的がはっきりしない会議

上によく似ているんですが

こっちはもっとタチが悪くて

主催者自身も

何のために開いているのか

目的がわからない

というような会議があるんです。

嘘みたいですが、本当の話です。

しかも、結構多いんです。

 

主催者側から資料の説明を

ひととおり受けた後で

「で、今日は何を話すんですか?」

と聞くと

「えーと…とりあえずは

 忌憚ない意見を聞かせてもらえたら」

みたいな答えが返ってくる。

 

そもそも何を目指しているのかが

わからないので

参加者から有意義な意見なんて

出るはずがありません。

できるのは、せいぜい資料のダメ出し。

 

何の目的で集まるのか。

何を決めるのか、あるいは

何を情報共有したいのか。

事前にこれらを聞かされない会議は

大概「会して議せず」終わります。

 

③議して決せず

・「アイディア出し」と「ブレインストーミング(ブレスト)」

新入社員の皆さんも、しばらくすると

「アイディア出し」や

ブレインストーミング

俗に言う「ブレスト」の会議に

呼ばれる機会が出てきます。

www.elite-network.co.jp

 

簡単に言うと

自由闊達に意見を出し合う会議

なのですが、これらは要注意です。

アイディア出しやブレストの原則は

その場で結論を求められないことです。

 

例えば

「見積書作成業務の効率化」

というお題があったとして

新入社員からベテラン社員まで

自由に意見を出し合います。

 

仕事である以上は

「見積書作成業務が効率化できた姿」

という目標・完成形に向かって

進めなくてはならないのですが

いつまでも「決せず」、

結論が出ないことがしばしばあります。

 

というのも

ブレスト好きの人が主催する会議って

「いつまでもブレストやってる会」

に陥りがちなんですよね。

(7割がた、個人的な偏見ですが。笑)

 

ゴールに至るためのアイディアは出るけど

それを実行に移す具体的な方法は

ブレストでは決められません。

 

また、アイディア出しを終わらせる

タイミングを決めておかないと

いつまでも絞り込めません。

 

アイディア出しやブレストは

あくまでもゴールに向けての

「発想」に過ぎない

ということを覚えておきましょう。

 

・決定できる権限を持った人がいない会議

そもそも

決定権を持った人が

一人も出席していなかった。

だから、何も決まらなくて当然。

…ということも、時々あります。

 

自由に、本音を話し合って欲しいから

という理由で、わざと上司が出席せず

若手社員や、現場の担当者だけで

会議を開くケースがあります。

「決せず」はこういった会議に多いです。

 

確かに、上の人がいないので

普段言いにくいことも言えますし

今の実務がわかる人同士で話すと

議論が早いというメリットがあります。

一方で、ただの愚痴の言い合いで

終わってしまうこともしばしば。

 

何らかの結論を出したいのであれば

どんな会議の場でも

いわゆる「ファシリテーター」を

設定しておくことが大事です。

jinjibu.jp

 

・情報共有が目的の会議

「会して議せず」の項で

さらっと書いてしまいましたが

会社の会議って

何かを決定する会議ばかりではなく

「情報共有」が目的の会議

も、頻繁に行われているんですね。

 

例えば

資料を読んでもらうだけでは

誤った伝わり方をするかもしれない。

あるいは予備知識の違いから

部署や個人によって

理解度に差が出るかもしれない。

 

そういう心配がある場合は

対象者を同じ場に集めて

相手の反応を見ながら説明をした方が

むしろ効率が良いことが多いです。

 

ということで

「何かを決めること」ばかりが

会議の目的ではありません。

「決せず」の状態が

必ずしも悪とは言えない会議もある

ということは覚えておいてください。

 

④決して行わず

・担当者と期日を決めない会議

これは、会議の進行役の責任です。

「誰が、いつまでにやるか」

まで決めておくのは、会議のみならず

仕事の進め方の、基本中の基本です。

 

担当者に対しては

定例で進捗報告を求めましょう。

「検討中」とか「実施中」という進捗なら

「いつまでに終わらせるか」を

必ず報告してもらいます。

 

期日通りに物事を進める上では

大まかなスケジュール管理に加えて

ひとつずつの細かい仕事についても

「誰が、いつまでにやるか」を

絶対にうやむやにしない

ことが大切です。

 

⑤行ってその責を取らず

これですよ。

実務上これが一番多いんですよね。

 

「誰が責任を取るのか」

これは難しい問題なので

次の記事にしましょう。

 

お父さんはなぜテレビを観ないのか、子供に聞かれて考えた

私はテレビを観ません。

私はテレビを観ません。

正確に言うと、観てはいるんですが

それは妻や子供が観ているから

一緒に眺めているだけで

自分からテレビのリモコンを操作して

電源をONすることはありません。

 

独身時代は8年間ほど

家にテレビのない生活を

送っていたのですが

なぜテレビがなくなったかと言うと

「全く観ないから」という理由で

テレビを後輩に譲るまでの2~3年

おそらく一回も観てなかった

つまり、10年以上観てなかったかも

というぐらい、テレビは観ません。

 

最近は「若者のテレビ離れ」なんて言うけど。

そんな私ですが

ここ数年は「若者のテレビ離れ」という言葉も

よく聞くようになりましたし

やっと時代が私に追いついてきたな…

なんて思っていたのですが。

 

www.itmedia.co.jp

 

去年ようやく、ネットがテレビ超え。

っていうかこのニュース読んで

10代も平均70分以上テレビ観てるのか!

と、逆に驚いた次第です。

たぶん飯食いながら

親が観てるテレビを

一緒に観てるんでしょうけどね。

 

今朝、子どもに聞かれたのよ。

前置きが長くなりましたが、ここから本題。

うちの長男(もうすぐ6歳)が

今朝、唐突に、聞いてきたんです。

 

「とうさんは、なんでテレビみんのん?」

 

うーん。

いざ聞かれると難しいですね。

ちょっと答えに悩んでいると

 

「おもしろくないん?」

 

これに対しては、すぐに答えました。

面白いよ。

父さんもせっかくグルメと

ジョブチューン(※注1)は好きやし、

洋ちゃん(※注2)大好きやし

サンドイッチマン

バナナマン好きやしね(※注3)、と。

 

※注1:子どもが好きな番組。

※注2:大泉洋

※注3:華丸大吉とナイツも好き。

 

「じゃ、なんでもっとみんのん?」

 

いやー。子どもの質問というのは鋭いです。

面白いと思うのに、なぜ観ないのか。

確かにその通りです。

矛盾してますよね。

 

子どもから学ぶ。

しばらく考えて父が出した答えは

 

テレビというのは面白過ぎるんよ。

観てたら、あっという間に

時間経ってしまうやろ?

父さん、やりたいこといっぱいあるし

もっと長いこと寝たいから

毎日時間足りんなーと思っとんのに

テレビ観てしもたら

ほかのことできんようになるんよね。

 

というものでした。

ついでに

だから父さんはYouTubeとか

プライムビデオとかも

あんまり見んようにしとるし

ゲームも持ってないんよ。

と言いました。

 

今まで深く考えてこなかったけど

たぶん、そういうことなんでしょうね。

面白いからこそ、観ないんです。

 

本当に、子どもの視点には

いつも学ばされますね。

 

「なんで?も、どうして?もないんよ!

 そういうもんなの!」

と答えてしまう

ダメな大人にならないように

気を付けたいもんです。

 

ちなみに父の回答を聞いて、長男は

 

「ふーん。はやくごはんたべようよ」

 

と言って

部屋から出ていきましたとさ。

 

田舎に移住を考えるビジネスパーソンが、お金の心配を減らすための6つの準備

コロナ禍の、怪我の功名。

リモートワークが普及したおかげで

私の周りにも、田舎に移住を考える人が

増えてきました。

 

「実際どうなん?」と聞かれる

一番多い質問は、仕事。つまり、お金

 

フルリモートOKの会社も

徐々に増えてきているとはいえ

やはりまだまだ少数派。

ほとんどが転職をともなう移住となるので

心配だと思います。

 

でも、実際に田舎へのUターン転職を

経験して3年半が経った私が思うに

心の持ちようとか

生活スタイルを整えておけば

お金についてはあまり意識しなくても

何とかなるんじゃないか

と思います。

 

私がおすすめする(というか実践した)

お金の心配を減らすための6つの準備

書いてみようと思います。

 

①田舎ではレアなスキルを身に付けておく

田舎は収入が少ないと思われがちです。

確かに、都会と比べると

平均年収は下がるのですが

それは、あくまでも平均。

都会と同等の収入を得られるような

仕事に就くことは、もちろん可能です。

 

そのためには

都会では見つかりやすいが

地方では少ない人材

になることが必要です。

レアキャラさんにならないと

いけないわけですね。

 

この記事を書いているまさに今、

私の周囲では以下のような人材が

不足していると聞きます。

 

公認会計士

 ※大手/中堅監査法人経験者

社会保険労務士

 ※一般事業会社勤務経験者

・大型トラックドライバー

・WEBマーケター

・上場企業の経理実務経験者

IPO実務経験者

 

こういった資格、経験のある人材は

田舎では、引く手あまただと思います。

 

注意しておきたいこと。

ひとつ、注意しておきたいことがあります。

「上場企業 or 有名企業 or 大手企業出身」

という肩書だけの人は

高収入の転職先を見つけるのは難しい

ということです。

 

前職の仕事と、田舎で取り組む仕事の

規模やスピード感が合っていないために

採用に至らないか

採用されても、またすぐに転職する

というケースが多いようです。

 

まぁそもそも

「上場企業 or 有名企業 or 大手企業出身」

という肩書だけの人って

地方の転職市場には多いんですよね。

それだけでは売りになりません。

何かもう一つ、アピールできることを

作っておく必要があると思います。

 

②お金を使わない暮らしに慣れておく

2つめは、お金を使わない暮らし。

すなわち

節約を当たり前の生活にしておく

ということです。

 

都会に暮らしていると

いろいろとお金がかかりますよね。

いや、正しくは

お金を使わせようとする誘惑が多い

ですよね。

 

ひとつ例を挙げてみましょう。

田舎で暮らしていると

あまり使わないけど

都会ではよく使うのが電車です。

 

電車代って結構

バカにならないですよね。

家族4人、一回遊びに行くだけで

数千円かかったりします。

 

で、電車代を節約するために

自転車に乗ろう!

という話になったとしますよね。

 

この時、新品だろうと中古だろうと

自転車を買おうとするのはダメ。

まず、周りの人に

「使ってない自転車を

 譲ってくれる人いないですかねぇ」

と言い回るべきです。

 

え~、ちょっと恥ずかしいし

リサイクルショップとかメルカリで

安いの買った方が早くない?

 

ちょっと待ってください。

それは間違い。

節約するためにお金を使ってどうする。

本末転倒です。

が、これ結構、都会の人はやりがちです。

 

節約生活の基本は「お金を使わない」こと。

節約の基本は、お金を使わないことです。

1,000円節約することは

収入が1,000円増えるのと

同じことだと考えましょう。

 

人に聞く。

人からもらう。

まず「人に頼る」ことを基本にすれば

あまりお金をかけずに生活できます。

 

ちなみに、何かを譲ってくれた人、

与えてくれた人に対しては

きちんとお返しすることが大事です。

 

別にお金を払ったり

お礼の品を買ったりする必要はなくて

何か物をもらった時に

おすそわけするだけで大丈夫です。

それをしない人は

ただの「物乞い」です。笑

 

③流行を追わないようになっておく

都会にいるとお金を使ってしまう

理由の一つとして

流行に常に触れられる

というのがあると思います。

 

例えば、5年くらい前に買った服を着て

都会の街中を歩いていると

あ、これはもう時代遅れなのか…

と気付くことがあります。

そろそろ新しいのを

買ったほうがいいのかな…と。

 

心配しなくても、私の服装を

そんなにジロジロ見る人なんて

いないんですけどね。笑

 

あなたが流行に乗っているかなんて、誰も気にしていない。

流行は追わなくても死にません。

そして、誰もあなたが

流行に敏感であることを望んでいません。

 

流行を追わないと言うよりは

人目を過度に気にしない

ということでしょうかね。


④「ちょっと贅沢」はもうやめる

あと、都会に行くと目立つのが

手の届くくらいの距離にある高級品

この誘惑が多いことに気付きます。

 

数量限定、期間限定、プレミアム…

最近は「贅沢○○」といった

露骨なネーミングもありますね。

特別感を出すことで

いつもと違う購買意欲を掻き立てます。

 

「いつもがんばってるし

 今日はちょっと贅沢しちゃおうか」

なんて、まんまと引っかかって

手の届く高級品を買ってしまうんです。

 

「ちょっとした贅沢」で得られる物は少ない。

現実的になりましょう。

「ちょっとした贅沢」で

得られるものってありますか?

あまり、ないんじゃないでしょうか。

 

私は「自分へのご褒美」系の出費は

はっきり言って、無駄遣いだと思います。

 

毎週「ちょっとした贅沢」するぐらいなら

その分を貯金しておいて

年に1回、本当の贅沢をしたほうが

よっぽど思い出に残るし

日々の生活の励みになると思いますけど

どうでしょうかね。

 

⑤暇を楽しめるようになっておく

結局、都会のいいところって

刺激があるということなんですね。

 

田舎の人はよく

「東京は毎日どこかで祭りをやっている」

と言います。

 

田舎では年1回レベルの盛大なイベントが

都会だと毎日やっているように感じられる

ということです。

それだけ田舎は刺激が少ないんです。

 

刺激のない生活に耐えられるか。

恐らく、田舎に移住しようと思う人は

「毎日お祭り」の刺激はもういいや

と考えている人が多いと思います。

 

でも、田舎に来てしまうと

都会では簡単に味わうことができた刺激を

まったくと言っていいほど

経験できなくなります。

 

それに耐えられますか?

 

刺激を得ようとすると

都会に出ないといけない。

あるいは、非日常を体験するために

旅行をしないといけない。

つまりまた、お金がかかるわけです。

 

「天気がいいから出かけよう」

「連休だしどこか旅行したいね」と

いつも言っている方は要注意です。

 

この対策としては、もう

「暇に慣れておく」しかない

と思います。

 

幸い、日本は「大型連休」と言う割に

たったの一週間しか休みがない国。笑

ずっと家でゴロゴロして居たって

何も問題ない日数だと思いません?

 

ただ、かくいう私も

実は田舎の暇さ加減だけが

ちょっと辛いんですよね。

自分でどんどん予定を入れて

新しいことにチャレンジして

忙しくしているのは、それが理由です。

 

⑥永住することは考えない

最後に。

やっぱり都会の暮らしが長い人は

田舎の生活に慣れるのって

多少時間がかかると思うんです。

実際のところ

最後まで慣れない人もいるんです。

 

それなのに収入は減るなんて、地獄です。

 

田舎に永住しなくたっていい。

お金に困ったり

生活が合わなかったりしたら

都会に戻ればいい。

 

それくらいの気持ちで

田舎に移住した方がいいと思うんです。

 

だからお勧めしたいのは

都会と繋がりを持っておくこと。

人間関係は大事にしておいて損はないです。

 

おわりに。

いかがだったでしょうか。

あくまでも私個人の経験・意見ですが

参考になれば幸いです。

 

新卒で入った会社を、3年続けた理由、3年で辞めた理由。

私は転職を3回していることもあって

新卒で入った社員からも

時々、転職の相談を受けるのですが

その際は、私の経験を話しています。

 

私は新卒入社した会社を

丸3年で辞めました。

正確には3年と2か月。

 

もう10年以上昔の話ですが

新卒入社した会社を

なぜ3年勤め続けたのか。

そして、なぜ3年で辞めたのか。

 

私のただの経験ですが

誰かの参考になればいいなと思い

今回、記事を書いてみます。

 

3年続けた理由

技術力が身に付くまで3年かかった。

私はプログラミング未経験で

システム開発会社に入社しました。

 

私の勤めていた会社の先輩方は

本当に技術力が高かったんです。

他の開発会社の人達と

一緒に働く機会も多かったのですが

彼らと比べても、そのレベル差は歴然。

 

この先輩たちから学ぶことは多い。

辞めるなら、技術力を盗んで

自分のものにしてからだ。

そう考えていました。

 

ちなみに

「技術力が身に付いた」というのが

どのくらいのレベルなのかは

人それぞれ考えが違うと思いますが

私個人としては

  • 初見のプログラミング言語もリファレンスマニュアルやWEB上の情報を参照しながらある程度触ることができる。
  • 他人の書いたソースコードを読み解いて修正することができる。
  • 開発環境と、テスト環境を一人で構築することができる。
  • アプリ開発を個人で完結できる。

これぐらいできれば

他社でも即戦力として働けるだろうな

というのが一つの基準でした。

で、これができるようになるまでに

私は3年かかった、ということです。

 

入社1年半後から急に仕事が楽しくなった。

入社して1年半くらいは

単発仕事をこなす毎日でした。

開発が佳境、とか

バグだらけで炎上、とか

とにかく人手不足のプロジェクトに

次々アサインされて、激務をこなし

1~2ヵ月でまた次の現場、という感じ。

 

いろんな現場を見ることができて

いい経験にはなったのですが

こんな毎日でいいのかなぁ…と

正直、思っていました。

 

そんな時、アサインされたのが

大手メーカーのERP導入プロジェクト。

初めて詳細設計フェーズから

入らせてもらったのですが

システムエンジニアというのは

 こういう仕事をするのか!」

と知り、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

元請さんも、他社のメンバーも

みんないい人ばかりだったので

とにかく、このプロジェクトが

終わるまでは続けよう。

首を切られないように頑張ろう。

そういう気持ちで続けました。

 

現に、このプロジェクトの最終日の翌日、

私は退職届を出しました。

 

貯金がほとんどなかった。

これは仕事以外の話です。

新卒で入社して3年くらいというのは

特に一人暮らしの場合は

経済的にあまり余裕がない人が多いです。

私もその一人。

 

雇用保険の失業手当の給付制限は

2か月間ありますので

働きながら転職活動ができない人は

最低でも2か月間生活できるだけの

貯金が必要です。

 

ちなみに2020年以前(私の頃)は

この給付制限が3か月でした。

私は、生活費3か月分貯金するのに

3年かかりました。

実際、転職活動は1か月半で終わったので

良かったですけどね。

 

当時はまだ「3年神話」が強かった。

「一つの会社で最低でも3年は働くべき」

という「3年神話」。

私が新卒だった2000年代は

まだこの3年神話が強かったです。

 

今では、転職活動の際に

短期間での転職が大きく不利になることは

少なくなっていると思います。

あくまでも正当な理由があれば、

の話ですけど。

 

実際、私も中途採用の面接をしますが

短期間で転職を考えている応募者からは

理由をきちんと聞いて判断しています。

 

3年で辞めた理由。

会社の業績が傾いた。

当時はリーマンショック真っ只中。

会社の業績が傾いたんですね。

仕事が激減して、社員の半分近くが

会社でただ時間を過ごしているだけ

というような状況です。

 

給与制度の見直しで基本給が大幅ダウン。

業績が良ければ期末賞与も出て

年3回のボーナスのある会社なんですが

 

リーマンショックの最中に

当然期末賞与なんて出るはずもなく

役職手当も付かない若手だったので

年収ベースで5%ほど下がることに。

 

勤めていた会社もなんとか生き残ろうと

必死だったのはわかるんですが

ただでさえ安い若手の給料を

さらに下げてくる会社に

若干の不信感を抱き始めました。

 

仕事のできる先輩社員が次々に辞めていった。

2ヵ月ほどの長期出張から帰ってくると

気付けば社員は3分の2ぐらいに

なってしまっていました。

 

当然ですよね。

業績が悪い間でも

仕事がある人はちゃんと働いているのに

給料だけ下げられるんですから。

 

こういう時って、仕事のできる人から

辞めていくんです。

私は、空席の目立ち始めたオフィスを見て

 

もし景気が良くなっても

仕事のできる人が会社にはいない。

ということは、仕事が取れなくなる…

と、危機感を覚えました。

 

出張中に1日休みができた(加賀お花見事件)。

会社はそんな感じだったのですが

私自身は前述のプロジェクトが佳境で

客先常駐で激務続きでした。

そんなとき、急に1日

ぽっこり休みができたんですね。

 

当時は石川県の加賀市に出張中。

ちょうど桜の季節だったので

缶ビールとおつまみを買って

長期滞在していたホテル近くの公園へ。

 

ベンチに座って一人で飲んでいると

ベビーカーに赤ちゃんを乗せた

私と同い年ぐらいの女性3人組が来て

レジャーシートを敷いて

お花見を始めました。

 

とても楽しそうにおしゃべりをして

幸せそうな3人の姿を

初めは微笑ましく見ていたのですが

だんだんとモヤモヤしてきて

 

「この差はなんだ?

 私は今、石川で何をしてるんだ!?」

と、満開の桜の下で、我に返りました。

 

この1日の休みを無駄にしてはいけない。

そう思い立って、急いでホテルに戻り

転職エージェントに登録し

履歴書を書き、面談予約まで入れました。

 

この話は旧ブログにも書いたので

知っている方もいるかもしれません。

私の人生の大きなターニングポイント、

「加賀お花見事件」です。

 

プログラマを仕事で続けるのは無理だと思った。

改めて思い返すと

入社から1年半ぐらい経った頃には

もう転職のことを考え始めていました。

 

ただでさえ長時間労働なのに

家に帰っても言語やアルゴリズムの勉強。

休日も、酒を飲むかプログラミング。

 

そこまで熱中できるほどに

プログラミングは楽しいんですが

仕事としては

一生続けるものではないかな、と。

 

というのも

社内外でメンタルをやられてしまう人を

たくさん見てきたからなんですね。

このまま続けていたら、自分も

いつかはそうなってしまうだろう、と。

 

私自身、ワーカホリック気味に

なっていることに

うすうす気づいていましたし。

 

会社が嫌いになった。

そしてとどめは

プロジェクトが終わった日の午後。

久し振りに会社に戻った時のこと。

 

次の仕事はまだ決まってない

と、事前に聞かされていたので

社内は危機感に溢れて

ピリピリしてるんだろうな

と思っていたら。

 

仕事がなくて

半分以上の社員が遊んでいる。

ずっと喫煙室に入り浸ってる人もいる。

寝ている人もいる。

でも、誰も注意しない。

 

「仕事がない」という危機的な状況なのに

役員や管理職も席に座って

のんびり本なんか読んでいる。

 

へえ。

私が外であくせく働いている時に

みんなこんなことやってたんやね。

 

なんか急にアホらしくなりました。

自分は何のために一生懸命

働いてたんだろう、と。

 

夕方、設けられていた面談の席で

上司に辞意を伝えました。

 

一晩落ち着いて考えてみなよ~

いま転職先探すのも大変だよ?

せめて次決めてから辞めたほうがいいよ。

 

そう言われましたが、もう無理でした。

 

翌日の朝、上司に退職願を持って行くと

不機嫌そうな顔で

 

じゃもう明日から来なくていいです。

有休だいぶ残ってるし。

今日も帰っていいよ。

あ、自分の机だけは空にしといてね。

 

はあ、そうですか。

ありがとうございました。

この会社が嫌いになりました。

何の未練もなくなりました。

 

机の引き出しを開けてみると

ほとんど空っぽ。

そりゃそうか、入社して3年。

客先常駐の仕事が大半で

あんまり会社に来なかったしな。

 

同期と先輩後輩、数人にだけ挨拶して

荷物は会社の外に置いてあるゴミ箱に

全部ぶち込んで帰りました。

 

会社なんて、そんなもんよ。

いかがだったでしょうか。

新卒で入った会社を

特別視する人が多いですが

世の中に何百万ある会社のうちの

1つ、というだけです。

本当に、それ以上の何でもありません。

 

その会社で働くモチベーションを

見いだせなくなったら、そこが辞め時。

また別の会社を探すべし。

 

会社だけでなく、会社で出会う人も同じ。

職場で作れる人間関係なんて

どんな大企業でも、多くて100人程度。

 

世界には何十億人という人がいるんです。

職場という閉鎖的な環境が

合わなければ、外に出るべし。

 

会社は何もしてくれません。

期待なんてしてはいけません。

会社なんて、そんなもんですよ。

 

ひとつだけ、アドバイス的なものを。

転職しようか悩んでいる

若手社員の方が見ているかもしれないので

ひとつだけ、アドバイス的なことを

書いておきます。

 

「3年神話」を今どき

信じる必要はありません。

でも

会社のことをよく知らないまま

すぐ辞めてしまうのはもったいない

と思います。

 

せっかく入った会社なんですから

その会社が利益を生み出す仕組み、つまり

会社のビジネスモデルを

ざっくり理解するまでは

社内で勉強したほうがいいです。

 

生き残る会社というのは

何かしら輝くものを持っています。

しかも会社の内部からし

見えないものも多いです。

 

早ければ半年、

遅くても1年半くらい勤めれば

ビジネスモデルが

なんとなく見えてくると思います。

 

ぜひビジネスモデルを掴んで

次に勤める会社で活かして

いただきたいと思います。

それが中途入社の

最大のアドバンテージですからね。

 

以上です。