2022年投資の振り返り
みなさま、今年もよろしくお願いします。
前々身、前身のブログを含めると20年目に突入したようですね。我ながらよく続いてるなぁと思います。
さて新年一発目は、昨年の投資を振り返ってみましょう。まずは結果から。
2022年損益
実現損益 +2.98%(株式投資のみ)
ホームラン銘柄 なし
ヒット銘柄① 西松屋(7545)
買:1350 売:1515
ヒット銘柄② AGS(3648)
買:600 売:680
アウト銘柄① UBE(4208)
買:2218 売:1953
総括。
コロナ禍、ウクライナ侵攻、円安、あらゆる物の値上げ、長期金利上昇と、もりだくさんの一年でしたが、私の持っている株はそこまで乱高下することなく、比較的落ち着いていたように思います。分散投資が功を奏した感じですかね。
今年は3つ、大きなトピックスがあります。
①優待銘柄を漁ってみた
今年は優待銘柄をいろいろ漁ってみました。私は特定企業のファンになるということが滅多にないのですが、時々「おっ」となる銘柄がありますね。最近は優待を取りやめる会社が増えてますけど、会社を知るきっかけになりますので、カタログギフトとか金券みたいに意味のないやつ以外は、継続したほうがいいと個人的には思います。
ちなみにいいなと思ったのは以下の銘柄です。
学研HD(9470)
通販サイトで使える2,000円分のポイントが貰えます。お子さんのいるご家庭にはいいですよね。使い道にはまず困りません。
学研と聞くと、我々世代は「学研のおばちゃんって今でもおるんか?」となりますが、教育分野の業績は安定してますし、介護事業も順調。将来性に魅力があります。
アイ・ケイ・ケイ(2198)
結婚式場を運営しています。バウムクーヘンの優待をもらいました。引菓子って結構美味しいですよね。インドネシアに結婚式場を展開しているというのも面白い会社です。
利益確定で売ってしまったのですが、コロナの収束は冠婚葬祭業界にはプラス影響ですし、また機会があれば買いたいです。
一方、微妙だったのは以下の銘柄です。
ポーラHD(4927)
ポイントに応じて自社商品がもらえます。が、選択肢が少ないです。オルビスポイントに換えられたら一気に実用性が高まるんですけどね。
投資対象としては、中国情勢に反応して株価がよく動くので難しいです。実際そこまで海外比率は高くないんですが。新ブランド戦略が上手く行っておらず、業績もイマイチなので、優待貰う前に売ってしまいました。
DCM(3050)
ホームセンター業界2位の企業です。DCMグループ全店で使える商品券がもらえます。四国はダイキがいっぱいあるので嬉しいのは嬉しいんですけど、何にでも使える商品券なら、別に配当金で良いよね、っていう気がします。数年前まではオリジナル商品詰め合わせだったんですけど、その頃の方が楽しかったな。ここも今年売っちゃいました。
②銀行・金融株をすべて手放した
今年のもう一つのトピックスとしては、銀行・金融株をすべて手放したこと。特に銀行株は昔から結構好きで、いろいろ持ってたんですが、改めて「銀行の未来」ってのを考えた時に、やっぱり将来性ないよね(企業としては存続するだろうけど)ってことで、全部売りました。短期トレード目的以外では、恐らくもう保有することはないでしょう。
③塩漬け株をようやく手放した
今期の損益は+2.98%と、夏ごろまでアゲアゲ相場だった割に率は低いんですが、10%以上の評価損が出ていた銘柄をすべて処分できたので、満足度は高いです。
UBE(旧宇部興産、4208)は社名変更でご祝儀的な上昇があるかな、と思いましたけど、全くありませんでした。ので、約2年塩漬けにしていた株を処分。高配当銘柄のはずが、トータルしてもマイナスになっちゃいました。
よく知らない業界の株を買ってはいけません。勉強になりました。
DNC(4246)は高値掴みしてしまい、約4年間、ちまちまナンピン買いと売却を繰り返してきたんですが、ようやくすべて売却。トータルで20万円以上損しました。
技術力も将来性もある良い会社だと思いますが、利益が全然出ていません。いかんせんマツダ・トヨタに引っ張られ過ぎなのと、あとは北米と新本社の大型投資タイミングが悪かったですね。
今年もぼちぼち
去年の10月くらいから、思うところがあって現金比率を高めています。このブログに書いてるのは私の個人資産の話なんですが、以前は現金比率は20%ほどだったのが、いまは70%ほどにまで上がっています。
金利も為替も全く読めないんで、3月頃までは様子見ですね。
ちなみに、年間損益は10年連続プラスになりました。日経平均は上がり続けてきたので、当たり前と言えば当たり前なんですが。今年も好転材料はなさそうですが、プラスを継続できるようにぼちぼち頑張ります。