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家づくりについて:住み始めて1年以内で気付いた「要らなかったもの」

新居に住み始めて8か月が経過。

今のところ大きな失敗は

なかったと思っている家づくりですが

それでも、いくつかはあるわけで。

 

今回は、その中で

「要らなかったもの」

を挙げてみようと思います。

これから家づくりをされる方の

参考になれば幸いです。

 

では、要らなかったもの、その1。

①トイレの、大きい引違い窓

設計時、要ると思った理由

実はトイレの窓は、設計の時から

妻と議論をしていた箇所です。

私は不要派。妻は必要派。

 

私がどんな理由を言っても

「トイレには窓はあるものだ」と

妻は頑なに主張するので

途中で面倒くさくなって

じゃもう付けよう、と譲った部分です。

 

今まで住んでたアパートのトイレには

窓付いてなかったんですけどね笑。

 

住んでみて、要らないと思った理由。

結局、付けた窓ですが

住み始めてから、一度も開けてません。

ほら見てみろ!(と、心の中だけで笑)

窓が要らない(開けない)理由は

以下のとおりです。

 

1. 24時間換気システムの排気口がトイレに付いている

そもそも、常に換気されているので

わざわざ窓を開けて

換気する必要はありません。

 

2. トイレで臭いのキツい洗剤を使うことはない

トイレ掃除の担当は私なのですが

結構まめに掃除します。

汚れが溜まるのが嫌なので

これは長年の習慣になっています。

 

汚れが溜まらないということは

強力なサンポールみたいな

臭いの強い洗剤を使う機会は多くないので

窓を開ける必要はないんですよね。

 

トイレに窓を付けるメリットは?

ただ、トイレの窓に、メリットを

感じていないわけではありません。

 

外の光が入るので

・昼間は電気を点ける必要がない

・日光消毒される(ような気分になる)

ということは、まぁいいかな、と。

 

でも、開けもしない窓に

高価な防犯ガラスを入れて

窓格子を付けるなんてもったいない。

はめ殺しの、小さい窓で

いいのではないかと思います。

 

続いて、要らなかったもの、その2。

②風呂の、大きい引違い窓。

また窓です。しかもトイレと近い。

設計時、要ると思った理由

実はこれ、トイレと同じで

妻と「要る/要らない」で

議論になっていたところなんです。


が。

風呂場はカビ取りをすることもあるので

まぁ窓はあってもいいかな?

と思って、譲りました。

 

住んでみて、要らないと思った理由。

その結果ですが

やっぱり風呂にも窓は要りません

でしたね。

その理由は、以下のとおり。

 

1. 寒い!

とにかく、冬寒いです。

お湯がすぐぬるくなる。

浴槽に蓋をしたらいいんですが

そうしたら、今度は風呂場が寒い。

 

窓が小さければもっとマシだったはず。

これは失敗しました。

 

2. 出窓っぽくなっていて、掃除が面倒くさい

風呂場って地味に

ほこりが溜まりやすい場所なんですよね。

換気扇を回しっぱなしに

しているからなんだと思います。

 

風呂場の窓って、浴槽の上に

出窓みたいに付けることが多いですが

これ、非常に掃除がしにくい。

洗い場から直接手を伸ばして拭けると

楽なんですけどね。

 

3. シルエットが透けるのが気になる

風呂に入ると、人影が外から見えます。

まぁ私はそこまで気にしませんが

若い方のいるお宅などでは

気になるところだと思いますし

防犯上もあまり良くないかと。

 

風呂に窓を付けるメリットは?

メリットも、トイレと大体同じですね。

・昼間は電気を点ける必要がない

・日光消毒される(ような気分になる)

・カビ取り時にしっかり換気ができる

くらいでしょうか。

 

あとは、外の景色を楽しめる立地、

あるいは間取りであれば

透明な窓ガラスで窓を付ければ

開放感があっていいかな、

と思うのですが

 

一般的な住宅地では

防犯すりガラスになりますので、

上の方に、小さい引違い窓

付ければ充分でしょう。

できれば掃除がしやすいように

浴槽ではなく洗い場の方に。

 

最後、要らなかったもの、その3。

③照明のスイッチ(付け過ぎた)

明らかに「このスイッチは要らなかった」

というところが3箇所ほどあります。

 

スイッチやコンセントを

後から増設するのは大工事になるので

最初にできるだけ付けておくのが

セオリーかと思いますが

 

要・不要は住み始めてみないと

なかなか分かりません。

足りないよりはマシですね。

 

どんな場所に要らないのか?

1. 個室の外側

個室は基本的に、部屋の外側から

ON/OFFすることはありません。

外側にはスイッチを付けなくても

良かったかな、と思う部屋があります。

 

ただ「ほたるスイッチ」にしておくと

「あ、電気付けっぱなしやん」と

部屋の外からでも気付いて消せるので

便利なこともあります。

やっぱり取捨選択は難しいですね。

hags-ec.com

 

2. すぐ手が届く位置に、同じ役割のスイッチ

これは個人的な感覚ですが

1.5m以内に、同じ目的のスイッチは不要

です。

どちらか一方で良いです。

 

住み始めて気付いたのですが

スイッチの位置って、身体が覚えます。

手が届く範囲ならば、

真っ暗でも押せるようになります。

 

おわりに。

思ったよりも挙げられませんでした。

それだけ満足しているということなので

良かったです。

 

でもこれは、かなり時間をかけて

入念に検討した結果です。

担当営業さんや設計士さんに

任せきりだったら

こう上手くはいかなかったと思います。

 

妥協せず、想像力を全開で働かせて

チェックしてみてください。

 

次回は「付けたら良かったもの」を

お話しします。