日本人向けの広告物にわざわざ英語を使うのは、もう止めないといけない。
以前こういう記事を書きました。
英語が使えないのに、「格好よく見えるから」という理由だけで書いてしまっている皆さん。こういうことになってるんですよ。と。
注:身バレしそうなのでここから若干創作が入りますが、8割がた事実です。
また「デザイン的」英語をやらかした。
私が勤めている会社では、いわゆる道路緑化のお仕事をさせてもらうことがあるんです。
で、会社のWEBサイト上に「当社は道路緑化が得意です」という、簡単な事業紹介ページのようなものを社内制作することになったんです。
私は企画時点だけ関与して、実際のページ制作は見てなかったのですっかり忘れていました。が、ある日、役員さん宛に「公開前に最終確認をお願いします」と、デモページのURLがメールで送られてきたそうです。
その役員さんが、ため息混じりで私のところに転送してくれたので、ページを見てみると…トップに素敵な画像が。
たぶん「landscape」とか「townscape」みたいなことが言いたかったんだと思うんですが、問題はそこではありません。
そもそも綴り間違ってますよ
ENVIRONMENTですよ
N抜けてるよ
で、役員さんから「最後まできちんと責任を持つように」と、なぜか私が注意される始末。いやーん、意味わからん。
わざわざ外国語を書くな。
ちなみに画像を制作したのは、社内のデザイン担当。例の「デザイン的に」英語を使う方です。またお前か、と。
でも今回は、WEB制作担当も、営業担当も内容チェック済み。
こんな初歩的な単語の間違いに誰も気づかないという社内の英語力の低さは置いといて、こういうミスがあるからこそ常日頃から「わざわざ意味のない外国語を使うな」という話をしてるんです。
日本人が、日本語で、日本人向けに書いたページなんやから、英語を使う必要なんて全くないでしょう。しかも、そもそもここに言葉を書く必要性自体がないのに。
日本語に直すとこんな感じなんですよ?
めっちゃダサい、というか怪しさ満点。日本語やけど、絶対に日本語話者ではない人が作ってる。
さらに、今回は誤字なので、こんな感じかと。
もはや意味がわからない。この会社には絶対に発注しませんよね。変です。怪しすぎます。
間違った外国語を書くというのは、これと同じことをしているんです。間違いに気付けないような人は、そもそも書くなよ、ということです。
もう一度言います。
最後に、もう一回だけ言わせて。
日本人向けに作るカタログ、WEBサイトの類に、わざわざ外国語を書くべきではない。
何かメッセージを伝えたいのなら
日本語で書け。
今回は実際にサンプルを作ってみました。英語が要らないってことがよくわかったと思います。みなさん、本当に、心から、お願いします。ねぇ。