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ANAとPeachに学ぶ、有事の広報対応の難しさ

これらの活動について

報道された時は賛否両論巻き起こりましたが…

 

ANA、医療用ガウンの縫製支援スタート 社員がボランティア|Aviation Wire

www.aviationwire.jp

 

ピーチ、10万円給付金の確認業務スタート 6月末まで|Aviation Wire

www.aviationwire.jp


結局、ANAのほうは

「6月末まで1日最大30人程度の社員」

Peachのほうは

「1日あたり15人から20人程度が」

働くそうです。

 

人数の少なさが

ちょっと気になったので調べてみると…

 

ANAの単体従業員数は

14,242名(2019年4月1日現在)。

Peach派遣社員・出向者を除いて

1,707名(2020年5月1日現在)。

 

従業員の皆さんは

どう感じていらっしゃるんでしょうね。

少なくとも、参加率を見る限り

大半の従業員の同意は

得られなかったと見えるのですが。

 

ボランティアや支援は

世間の評判よりもその活動の正しさが

重視されるべきだと思いますし

こういう支援を行うこと自体は

否定されることではありません。

 

ただ、企業というものは

ステークホルダーにどう見られ、

どう思われたかの結果も重要なのであって

今回の一件は、ちょっと失敗したかな~

大々的に宣伝せず

こっそりやればよかったのに…

という残念な思いを禁じ得ません。

 

有事の広報対応というのは、本当に難しい。

勉強になりました。