カモられる上場準備企業
酒を飲みながら色々考えていましたが
IPOって、本当に金になりますね。
カモにされている会社をいくつか見てきました。
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カモられパターン1。
ERP、BI、倉庫管理、勤怠、ワークフロー、
管理会計、顧客管理、セキュリティ、
安否確認、目標管理…
「これがないと上場できない」あるいは
「これをすれば審査に有利」という言葉に騙されて
いろんなシステムを買わされる。
挙句の果てに、使いこなせず
結局、もとの紙管理。
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カモられパターン2。
「自分たちで、できるところはやってやろう!」
自社リソースだけで準備を進めたものの
いざ監査法人や証券会社が入ったら
指摘がもりだくさん。
そもそも方針を大きく誤っていたことが発覚。
「上場予定期まで時間がありません」
短期間、ほぼ丸投げでも受けてくれるのは
超高額のコンサル会社だけ。
頼まなしゃーない。
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カモられパターン3。
上場申請にまで至らなかった企業の
「元・上場準備プロジェクトリーダー」。
開示資料を自分で作ったことがない
「元・上場企業の経理部長」。
労務データの集計しかしたことがない
「元・上場準備実務担当者」。
人材紹介エージェント経由で雇った人材が
ことごとく使えない。
しかも、みんな2年程度で辞めていく。
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上場準備業務に携わった方なら
「あるある!」と言ってもらえるかと。
カモですわな。こういう会社。
だから上場準備はやめられない。