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ブログ移転しました。

できたシールの功罪

ここ1ヵ月ほど「できたシール」で

子どものやる気を引き出そうとしています。

 

大体「トイレいけたね」みたいな感じで

「○○ができたらシール貼ろう」と

いうのが王道なんでしょうけど

うちは二人が年子というのもあって

何かひとつの○○じゃ

スピードが合わないし

かと言って

兄ちゃんができたとして

弟ができなかったとしても

兄ちゃんがシール貼ってたら

弟は僕も僕も!と泣きわめくし

兄と弟の逆もしかり。

 

というわけで、マス目だけの紙に

「トイレいけました」とか

「ごはん全部食べました」とか書いて

その都度シールを貼る方法を

取っているわけです。

そして、これがなかなかいいわけです。

 

もちろん字なんて読めないので

(普通に漢字使って書いてるし)

何ができたのか、なんて

後から見ても彼らにはわからないけど

とにかくシールが貯まっていくのが

嬉しいんですね。

 

で、まぁ子供たちのついでに

私と、妻の分も作っておいたわけです。

「できたシール台紙」を。

 

これがね。増えないんですよ。

全然。

子供たちは20枚近く貼っているのに

妻はようやく今日で2枚。

私はまだ1枚。

 

部下を叱ってしまいました。

勉強できませんでした。

家事をせずに酒飲んでしまいました。

やるべきことやらずに帰ってきました。

しょーもないミスをしてしまいました。

 

むしろ、できなくなったことの方が多い。

 

小さい字が見づらくなりました。

朝起きられなくなりました。

階段でつまずいてしまいました。

扉に手を挟んでしまいました。

パッと名前が出てこなくなりました。

 

いつも偉そうに、子供に向かって

もう○歳やろ!これぐらいできんと!

なんて言ってる親の方が

何にもできてないやん。

 

本気で反省している

というか

情けないなーと思っております。

 

ちょっと生活を見直さないとね。