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クラウドファンディングに興味があるのにやらない理由

一つの資金調達の方法として急速に認知され、

自分自身もすごく興味があるのが

クラウドファンディング

でも、いまだに投資するに至っていません。

その理由が自分でもよくわからなかったので

しっかり考えてみました。

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○自分自身、今までにこれは!と思ったけど
 支援するまで至らなかったプロジェクトとその理由

 

西日本豪雨で被害を受けた酒蔵の救済

「リターンのお酒が欲しい!」

→既に目標額達成していた、しかも

 限定品ではなかったので買えばいいやと思った

 

広島県の廃校リノベーション

「湯崎知事自ら募ってる(ふるさと納税)!」

→どうせ支援するならもっと身近なところがいい

 あとリターンが微妙

 

・陶芸家が作るコーヒーカップ

「リターンのコーヒーカップが素敵!」

→既に目標額達成していた

 まぁ実物見てから買えばいいやと思った

 

○ここから見えてきたこと

 

・地元または自分と関わりの深い地域の

 プロジェクトは応援したい

 

・リターンはできれば欲しい。

 でも普通に買える物であれば要らない。

 

・よくわからない個人、実績のない団体に対しては

 支援できない(夢を叶えたい!系は論外)。

 

・既に目標額に到達しているのなら

 別に自分はいいかな、という気持ちになる。

 

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やっぱり、今まで一度も

支援に至ったことがない一番の理由は

「これは応援したい!」と思えるプロジェクトに

まだ出会えていないことですね。

 

プロジェクトの内容を広く公開することで

広く出資を募るのが

クラウドファンディングの目的。

なので、「これは面白い!」と

一目で、素人目にもわかるアイディアは

まず出てきません。

当然と言えば当然ですよね。

なぜなら、パクられるから。

あと、そんな魅力的なアイディアなら

すぐに出資者が集まります。放っておきません。

 

もう一つ思ったのは、

「日本には寄付文化が根付いていない。

 だから、リターンが魅力的にしないと。

 じゃないとお金が集まらない」

という前提で立ち上げられた

プロジェクトが多いのではないかと。

 

リターンをキラキラさせようと頑張って

どうも商売っ気が出ているものが多くて、

好きになれないのかなぁと。

 

余談ですが、私はこの数年、

某団体への寄付を続けています。

特にリターンはないですし、

具体的な使い道もわかりません。

 

でも、年次報告書を見れば、自分の寄付金が

有効に使われていることは間違いありません。

そういう確証があるので続けています。

 

社会的に意義のあることであれば

積極的に支援しようとは思うんですけど

未だ出会えていない。

だから、出資できないわけです。

 

というのが私の結論です。

みなさんはどうでしょうかね?